「新郎新婦に栄誉令! 捧げー、銃ッ!」

最高の敬意を表す四回の間符が鳴り響く。このあと儀仗隊はウェディングケーキに着剣突撃を敢行し、会場は阿鼻叫喚の地獄絵図と化した…というのはウソで、すべての行事を終えたアナハチはとっとと退場した。つまり、今回の栄誉令は出席者有志による余興ではなく、完全な仕出しだったというわけである。

 

結婚披露宴で栄誉令/81107.jpg

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